ブラジルサッカー連盟(CBF)は8日、五輪代表監督のアレシャンドレ・ガロを解任すること発表した。これにより、2016年に開かれるリオデジャネイロ五輪はA代表のドゥンガ監督が、今月20日からニュージーランドで開かれるU20ワールドカップはマリオ・ロジェリオ・レイス・ミカリ監督が指揮を執ることに決まった。
解任されたガロ監督
U20ワールドカップの本番を23日後に控えた突然の解任劇。はっきりとした原因は明らかにされていないが、おそらく引き金となったのは今年2月に行われたU20南米選手権でブラジルが4位に終わったことだと報じられている。結局、アレシャンドレ・ガロ監督は2年3ヶ月もの間、未来の五輪代表を指導してきたことになるが、大舞台を目前にして席をドゥンガ監督に譲ることになった。
一方のドゥンガ監督は五輪代表を率いることについては以前から否定的なコメントをしてきたが、ここに来て態度を一転。2016年のリオ五輪でブラジルサッカー史上初となる金メダルを狙いにいく。