FCバルセロナは21日、パリ・サンジェルマンとホームでチャンピオンズリーグの一戦を迎え、2対0で勝利。見事ベスト4進出を決めた。この日の主役は2得点を挙げたネイマール。バルサの11番は今季すでに30ゴールを記録し、1試合における平均ゴール数ではついにサントス時代を上回った。
ネイマールは現在のところ今季41試合に出場し、30ゴールをマーク。昨季の41試合15ゴールの倍に当たるゴールをすでに挙げている。1試合平均にすると0,73ゴール。この数字はサントス時代の0,60ゴール(225試合136ゴール)を大きく上回る数字だ。
サントス時代、最もネイマールが活躍したのは2012年。そのときは47試合に出場し、43ゴールを挙げ、1試合の平均ゴール数は驚異の0,91だった。バルサでもネイマールは当時の記録を達成、あるいは超える日もそう遠くないだろう。
ネイマールの活躍を目の当たりにしたスペインメディアは翌日の新聞でネイマールを絶賛。エル・ムンド・デポルティーボ紙は「ネイマールはすばらしいパスを受けて芸術的ゴールを2回決めた」と伝えたのに対し、スポルト紙は、「ネイマグニフィコ(ネイマールと【非常に優れた】という意味の単語を合わせた造語)」と題して、「決定的な二点を決め、再びフランス人にとって残忍な選手となった」と表現した。