ネイマールとカロリーナ・ダンタスさんの間に生まれた息子ダヴィ・ルーカ君は8月に4歳の誕生日を迎える。にも関わらずネイマールがいまだに息子の出産費用を病院に払っていないことが判明した。ブラジルのメディアが報じた。
ネイマールとカロリーナ・ダンタスさんは息子の出産のためにサントス市のクリニックで定期的に診察を受けていたが、出産当日は家族の要望もあってサンパウロ市のサンルイス病院に場所を移した。その際、担当の医師、助手、看護婦が病院に同行し、4日間母子に付きっきりになったため出産費用は4万5000レアル(現在のレートで約177万円)に膨れ上がった。しかしネイマール側、特にネイマールの父親はこの額を法外だとして現在に至るまで支払いをずっと拒んでいるという。これに対し、出産を担当した医師エルベルチ・クラメル氏はネイマール側を告訴。現在も裁判が続いている状態だ。
「向こうは三分の一なら払うと言ってきたんです。でも私は最低でも利子をつけずに4万5000レアルは払ってもらいたいと言ったのですが、『裁判は時間がかかるから三分の一でも受け取ったほうがいいぞ』と言われて払ってくれませんでした。ワールドカップの影響もあり、裁判が遅れていると聞きましたが、もうそれも終わったので私の仕事した分は尊重してもらいたいです。彼の父親には期待はしていませんが、ブラジルの法律が解決してくれると期待しています」。
エルベルチ・クラメル氏によれば出産費用が高くついたのには理由がある。ダヴィ・ルーカ君が早産で生まれたため、特別なケア必要だったからだ。また、カロリーナ・ダンタスさんの出産時の健康状態も不安定で4日間複数のスタッフが付きっ切りになったことも関係しているという。自分の担当医とスタッフを他の病院にまで連れて行き、特別なケアを受けるというまさにVIP待遇で誕生したダヴィ・ルーカ君だったが、その裏では実は大人たちが揉めに揉めているようだ。