スペインのスポーツポータルサイト、「Diario Gol ディアリオ・ゴル」が行った調査によると、ネイマールを始めとする世界の人気サッカー選手のツイッターアカウントのフォロワーの約半分は偽アカウント、あるいはほとんど使われていない非アクティブなものであることが分かった。
ディアリオ・ゴルは調査のためにリアルなツイッターアカウントのフォロワー数を叩きだしてくれるツール「Twitter Audit」を使用。その結果、ネイマールの約1770万人のフォロワーのうち60%はフェイクであることが分かった。
ちなみにサッカー界でツイッターのフォロワーが最も多いのはクリスティアーノ・ロナウドの約3480万人。しかしこれも64%が偽者であることが分かった。偽アカウントの割合は、イニエスタ(50%)、ベンゼマ(47%)、ガレス・ベイル(47%)などもほとんどが約半数を占めている。一方でレアル・マドリードのGKカシージャスのアカウントは75%がリアルユーザーであることが分かっている。
ディアリオ・ゴルによれば1000フォロワーにつき20ユーロほどで取引されていることから、25万フォロワーも1800ユーロほどで獲得することができる。フォロワーが増えると話題になることからセレブの間ではこういった取引が日常的に行われているという。
また、ツイッターアカウントは公式のものでも本人ではなく、マネージメント会社によって更新されているものも多く、クリスティアーノ・ロナウドのアカウントはポルトガルのマネージメント会社ポラリス・スポーツが英語で運営しており、ほとんどのツイートがスポンサー寄りのものになっているという。