FCバルセロナは24日、アウェイのエティハドスタジアムでマンチェスター・シティと対戦し、2対1で勝利した。アウェイでの接戦だったたけにバルサの選手たちへは容赦ない野次が飛んだ。そして試合後ついにネイマールが怒りを露にして、相手サポーターに詰め寄った。
ネイマールは後半終盤交代となり、ピッチを出た。試合終了までベンチで観戦していたネイマールに対し、近くにいた相手サポーターが執拗に挑発。これに対してネイマールは手で「こっちに来い」とジェスチャーを送り、ホイッスルを聞くと、ロッカールームに帰らずにそのサポーターの方に向かって行った。そして二人は顔と顔を近づけて口論を開始。あわや乱闘にもなりかねないところをガードマンたちに制止された。
ネイマールは試合後、メディアにインタビューに対し、「彼が僕を侮辱してきたから、僕も彼を馬鹿にした。」と、そのときの状況を説明したうえで、何を言われたかについては「それは言えない。僕のお母さんは僕に教育を与えてくれたから。彼のお母さんは彼に与えなかったみたいだけど」と皮肉った。
この日2得点の大活躍を収めたスレアスも会場から執拗なブーイングを浴びせられた選手の一人だ。それについてスアレスは、「分かっていないようだけど、ブーイングを受ければ受けるほど僕は燃えるんだ。」と、逆効果であると強調、「2ゴールマークしてチームに貢献できて嬉しい。試合に勝てたのがなにより大事なことだ」と振り返った。