FCバルセロナは21日、マラガとホームのカンポ・ヌウで対戦し、1対0で黒星を喫した。
バルサは前半7分、相手のゴールキックをバックパスで処理しようとしたDFのダニエウ・アウヴェスが痛恨のパスミス。これをマラガのFWフアンミが奪ってGKを交わし、無人のゴールにシュートを決めた。
いつもなら先制点を奪って追加点を重ねていくバルサがこの日は珍しく1点ビハインドで追う展開に。まだ試合時間は十分にあり、誰もが同点になるのは時間の問題だと思っていた。ところがこの日のバルサはフィニッシュの精度に欠き、ネイマール、メッシ、スアレスの3人が大事な場面で立て続けにミスを連発。ネイマールはゴール前で受けたラストパスを弾いてしまい、メッシは絶好のカウンターの場面でドリブルをカットされ、スアレスが最高のポジションでボールを受けるとオフサイドになるなど運にも見放された。また、後半にはネイマールが奪われたボールをあせって取り返しに行き、ファウルを犯してしまいイエローカードを受けてしまう始末だった。
結局、バルサは最後まで1点を返せずに1対0で敗北。たった一度のミスが命取りになった。ネイマール、メッシ、スアレスの3人が共に無失点に終わるのは、昨年11月30日のバレンシア戦以来約3ヶ月ぶりのこと。リーガ・エスパニョーラで現在2位のバルサはこれで首位のレアル・マドリードに差を広げられてしまうことは避けられなさそうだ。
そんな中バルサは日本時間25日にもマンチェスター・シティとチャンピオンズリーグ決勝ラウンドに臨む。決勝ラウンドは負ければ即敗退。試合は日本時間午前4時45分にキックオフとなる。