ブラジル代表は21日、イタリア代表とスイスのジュネーブで新人試合を行い、2対2で引き分けた。
試合は序盤イタリアペースで進み、エマヌエレ・ジャッケリーニ、バロテッリがそれぞれシュートを放つも、ブラジルGKジュリオ・セザルの好セーブで得点には至らなかった。対するブラジルはネイマールがシュートにまで持っていくものの同じく相手GKに阻まれた。ブラジルはディフェンスの場面が多く、攻撃チャンスこそ少なかったが同32分、フェリペ・ルイスのセンターリングから相手ディフェンスに当たったこぼれ球をフレジがボレーで決めて先制。試合を動かした。
これで勢いづいたブラジルは同41分、ネイマールがドリブルで相手ディフェンダー二人を交わし、絶妙なタイミングで右サイズを上がったオスカルにパス。これをオスカルが落ち着いてゴール右隅に決めた。前半は2対0で終了。
後半、イタリアが猛反撃を開始。同8分、コーナーキックからブラジルディフェンスがクリアミスしたところをダニエレ・デ・ロッシが逃さず右足で技ありシュート。1点を返した。続く同11分にはバロテッリがコート中央でボールを受けたバロテッリがゆっくりとドリブルで前進。ブラジルディフェンスがプレスにこないと見るや自らノーマークの状態から強烈なロングシュートをゴール右角に叩きこんだ。その後は両チームともに大きなチャンスもないまま2対2で終了のホイッスルを聞いた。