現在でこそ欧州やブラジルのビッグクラブで当たり前にプレーしている選手たちもみんなその昔、ボロボロの芝のグランドで開かれた小さな大会で凌ぎを削っていた時期がある。先日、ネイマール、パト、ロビーニョなどブラジルサッカーの代表的な選手たちがかつてコパ・ブラジル・ジ・インファンチル(ジュニア・ブラジル杯)に出場した頃の写真が見つかり、話題になっている。
今年で20回目を迎える同大会はU15の選手たちが対象となるサンパウロ州ボトランチン市で行われる、田舎町の小さな大会だ。しかしそんな小規模な大会にもこれまで数々の名選手たちがプレーしてきた。そのうちの一人がネイマールである。
この頃のネイマールは顔も体つきも子供そのものだった。ほかの選手たちと比べても顔も幼く、体も小さい。関係者たちからは注目されていたものの、一般の人の間ではもちろんまったくの無名だったためスタジアムにも観客は少ない。今では何万人もの前でプレーするのが当たり前のネイマールにもこんな時代があったのだ。
この大会にはアレシャンドレ・パトも出場した。当時はインテルナショオナルの選手だった。
現ナポリのGKハファエルも参加。
ブラジル代表でサントスでプレーするロビーニョもこの大会を経験した。