22歳にしてブラジル代表において通産40ゴールを記録したネイマール。現在ジーコ(48)、ベベット(52)といった往年の名選手たちにあと一歩のところまで迫っているが、このペースのままゴールを量産し続ければ誰も成しえなかったペレ越えも不可能ではない。
ネイマールはこれまで代表戦58試合に出場し、40ゴールをマーク。1試合平均にすると0,68ゴールとなる。代表デビュー以来毎年平均して11試合に出場していることを考えると、このペースがキープできれば7年4ヵ月後にはペレの記録に並ぶという。つまり30歳にして歴代トップになれる可能性が十分にあるのだ。
ペレは代表戦に114試合出場し、95ゴールを挙げた。1試合平均では0,83ゴールとネイマールよりはるかに高い。しかしなによりネイマールが特別なのは22歳にしてここまでたどり着いていることだ。ちなみにペレが代表40ゴールを達成したのは1963年4月16日、奇しくもネイマールと同じ22歳のときだった。ペレ自身もネイマールについて、「彼は若いし、私の記録を超えることは疑いの余地がない」と予想している。
ちなみにネイマールはギネスブック2015年版に初めてリベルタドーレス杯とチャンピオンズリーグの両方でハットトリックをした選手として掲載されることが決まっている。ネイマールはサントスで2012年のインテルナシオナル戦、バルサで昨年のセルティック戦で共に3ゴールを挙げた。