悪童ネイマールを変えた人物がブラジル代表入り

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ブラジルサッカー連盟は先日、エドゥことジョナス・エドゥアルド・アメリコ氏をコーチに迎えることを発表した。実はこの人、サントス時代にネイマールの性格と行動を大きく変えるきっかけとなった人物だ。

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エドゥはサントスFCの歴史においてペレに並ぶ最も重要な選手の一人ともいえる往年の名選手。ネイマールと同じく若くしてその才能を見いだされ、1965年若干15歳でサントスでプロになった。翌年の1966年には試合には出場こそしなかったもののイングランドワールドカップのメンバーに16歳にして選ばれた。この最年少記録はブラジルではいまだに破られていない。

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エドゥは選手を引退後コーチとして活躍。ネイマールと出会ったのは古巣のサントスでのことだった。そこで二人は後のネイマールの振舞いを大きく変える会話をしたのだ。

最近ネイマールを知ったという人はおそらく彼の爽やかなイメージしか知らないだろうが、ネイマールはサントス時代、かなりの悪童だった。10代にして得た大金と名声のせいか、メディアのインタビューで監督を名指しで批判したり、合宿中に女性を連れ込んだりと、今では考えられないようなやりたい放題の時期があったのだ。

悪童ネイマールが起こした数々のトラブル

当時のネイマールの傲慢さはTVや新聞で話題にならないときはなかった。ネイマールと対立した監督は解雇され、クラブのフロントまでも10代の少年に気を使うような異様な雰囲気があった。そしてプレー中にも相手選手と揉めることも多く、ファウルを受け、相手ディフェンダーにイエローカードが出ないと審判に食ってかかった。そんなネイマールを見かねたエドゥはある日、練習場で独りでいたネイマールに話をしに行ったのだ。

「私がトレーニングセンターにいたときに、練習場を見たら彼が一人で練習をしていたんです。チームは試合のために遠征していましたが、ネイマールだけ出場停止処分を受けてサントスに残っていたからです。そのときに二人で話をしました。彼はドリブルをして倒されると、いつも文句を言ってたんです。だからイエローカードをもらっていた。だから私は言ったんです。ドリブルして、ファールを受けても、誰にも何も言うなと。倒されたら黙ってまたディフェンダーに(ドリブルで)向かって行けと。私がそうしていたから。そのときから彼は試合でも私の助言を実行するようになったんです。後に彼のお父さんが私のところまで感謝を言いにきましたよ。」。

エドゥは現在のネイマールについては「彼はとてもいい青年です。謙虚で、なによりサッカーをするのが好きなんです。彼のようなスタイルの選手は本当に珍しく、彼やロビーニョのようなトップ選手のプレーは芸術的で、目的を持っている」と評価したうえで、「500回ドリブルをしたところで、何もならなければ意味がない。それなら1回ドリブルしてゴールを決めるほうがいい」と、見せるだけのサッカーではないとした。

ブラジル代表では今後選手たちに自分の経験を生かした助言をしていくと名言、「よく観察して、選手やスタッフたちと意見を交換し、助けていきたい。常にみんなと共に行動する」と、影ながら代表を支えていくとした。

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