サッカーブラジル五輪代表のアレシャンドレ・ガロ監督は先日、23人の選手たちを招集し、リオデジャネイロ五輪に向けてスタートを切った。
五輪代表は来月にも練習試合を控えており、今後リオ五輪に向けた準備を本格化していく。ロンドン五輪のときよりも早い時期に召集をかけ、万全の準備をしていくところにブラジルサッカー連盟の本気度が伺える。過去一度も五輪では金メダルを獲ったことのないブラジルはなにがなんでも母国で結果を出したいところだ。そのためにすでにブラジルサッカー連盟はオーバーエイジ枠の起用を計画しており、ネイマールの名前も挙がっている。
アレシャンドレ・ガロ監督はネイマールについて、「(五輪世代である)1993年以降に生まれた若い選手たちにとってネイマールは見本だ。彼が中心にならないなんてことは考えられず、それはアルゼンチンにメッシが、ポルトガルにクリスティアーノ・ロナウドがいないようなもの。ネイマールのいない代表なんて考えられない」とブラジルの至宝の五輪出場を強く望んだ。
ネイマールはA代表でプレーしているため、仮に五輪代表に合流するとしても本番の直前になることが予想される。A代表が来月アルゼンチン、日本戦を控えているのに対し、五輪代表は10日にボリビア戦を迎える。