FCバルセロナは31日、ビジャレアルとアウェイで対戦し、1対0で接戦をものにした。
ネイマールは怪我から復帰したばかりのためこの日はベンチスタートに。代わりに入ったのは期待の星ムニルだ。バルサは序盤からボールを支配するもなかなか攻め込めず。対するビジャレアルはホームでも守備を固めて、カウンター狙いに終始した。
バルサは右サイドからダニエウ・アウヴェスが何度もオーバーラップを見せ、チャンスを演出。しかしメッシ、ムニル、ペドロといった攻撃陣があまり機能せず、前線でボールを奪われてしまう。反対にビジャレアルは各上のバルサ相手にとりおり果敢に攻め込むもなかなかシュートまで行けず。途中バルサDFマチューのクリアボールがポストに当り、あと一歩でオウンゴールといった危ない場面もあった。前半は0対0で終了。
後半に入ると、メッシにエンジンがかかり始める。同11分には直接フリーキックを蹴るも、惜しくも相手GKにセーブされ、ゴールはならず。その直後のコーナーキックでも再びメッシがヘディングで合わせ、相手ゴールに襲い掛かったが、ボールは枠の外に。バルサは同16分にムニルを下げ、ネイマールをピッチに送り出す。これで攻撃に厚みが増し、バルサはさらにリズムを掴む。そして迎えた同36分、ネイマールがペナルティーエリアにいたメッシに絶妙のスルーパス。これをメッシがドリブルでゴール前まで運びDFとGKを引き付けてラストパス。最後は途中交代で入ったサンドロが押し込み、決勝ゴールを挙げた。