ブラジルワールドカップで骨折させた男とさせられた男。世界中で大反響を呼んだプレーを巡りたちまち因縁の仲となったコロンビア代表DFスニガとブラジル代表のネイマール。その二人がSNSを通じて意外な友情の輪を広げている。
ネイマールは17日、スニガに対してインスタグラムのアカウントで氷水を浴びながら挑戦状をたたきつけた。「やれるものならやってみろ」といわんばかりに、自分を骨折させた男を名指しで呼び、自らシャツの上からキンキンに冷えた水を浴びた。
これに対してスニガの返事が注目されていたが、スニガもついに翌日、インスタグラムでこれに応じ、練習場で上半身裸の状態で氷水をチームメイトにかけてもらうことに。その映像がこちらだ。
まさにSNSを通じてつながった友情の輪。もともとはほかの人たちから回ってきた”挑戦(ALS(筋萎縮性側索硬化症)支援のための慈善活動「アイス・バケツ・チャレンジ」)”だが、思わぬところでワールドカップで起きた悪夢を払拭するような心温まるやり取りが記録された。