ワールドカップで相手選手を噛み付き、4ヶ月の活動停止処分を受けていたルイス・スアレスがFIFAから許可を得て、初めてFCバルセロナで練習を行った。
ついにネイマール、メッシ、ルイス・スアレスの黄金トリオが同じピッチに立った。ルイス・スアレスは15日、移籍後初めてバルサの全体練習に参加、練習中はすでに面識もあり、スペイン語の通じるイニエスタやシャビらと主にコミュニケーションを取った。また、ボールを奪い合う「鳥かご」の練習では、ネイマールと同じグループでパスを回した。
ルイス・スアレスは「自分がサッカー選手であることを再び感じられてとても幸せだ。本当に早く練習がしたかった。ここに来るまでは気難しい状況だったのでとても大変だった。」とワールドカップ後の心境を伝えたうえで、「今僕は自分が犯したミスに対して責任を取ろうとしているし、すでに謝罪もした。全ては過去のことで、これからはバルサで、自分の夢見たクラブで、未来のことを考えないといけない。早く試合に出て、サポーターとつながりたい。カンポ・ヌウのような特別なスタジアムでプレーをするフィーリングを味わいたい。後は自分の名前が呼ばれたときのためにしっかり準備をしていきたい。自分のために色々してくれたチームには感謝している」とコメントした。
FIFAは先日、チームの練習のほか、練習試合の出場も認めたことから早ければルイス・スアレスは18日のジョアン・ガンペール杯対レオン(メキシコ)戦に出場できる。一方のネイマールも怪我から回復し、練習ではフルメニューをこなしていることから、同日ネイマール、メッシ、ルイス・スアレスの3人の共演が実現する可能性は十分だ。
「ルイス・スアレスがプロを目指した理由がロマンチックすぎる」