ネイマール、メッシのMVPに「フェアかどうか疑問」

Neymar Jr. Talks to reporters

ブラジルワールドカップ後、初めてネイマールが地元TV局グローボのインタビューに応じ、今大会を振り返った。

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ネイマールはブラジル代表の現状を「ドイツやスペインよりも後れを取っている」と危惧している。もちろんワールドカップの結果にも満足していない。バルサ移籍、そしてワールドカップと人生のターニングポイントともいえる今季を振り返り、ネイマールは「それほど高評価は付けられないけど、ワールドカップでは(10点満点中)6点か7点といったところだ」と自己分析した。

ドイツ戦の7対1の大敗については、「説明のしようがないし、(あの結果になった)理由がない。なんであんなことが起きたか自問してみたけれど、分からないんだ。ただ、もう過ぎたことで、いつまでもうじうじしていたくない」と前向きになるとした。

戦術に問題があったと指摘するメディアもあるが、それについては、「僕は戦術はあまりよく分からないから。監督が僕らに伝えていたのは常にベストを尽くせということ。僕が監督でも同じ23人のメンバーを選ぶと思う」とフェリペ・スコラーリ監督を擁護した。

練習不足だったという批判に対しては、「それは賛成できない。みんないつも練習していた。外から見てる人は違った見方で見るもので、僕らはいつだってハードに練習し、最大限献身的だった」と否定した。しかしその一方で、フォーメーションやポジショニングでミスがあったことは、「それは認める。練習でも戦術的にポジショニングに難があった」と話した。しかしその一方で「ブラジルサッカーは遅れてはいるけれど、まだブラジル人選手たちは世界最高の選手たちだ。」と個の力では負けていないとした。

応援していたアルゼンチンは決勝でドイツに敗れた。しかしクラブのチームメイト、メッシがMVPに選ばれた。これについては多くのメディアからマーケティング的な理由での選考だとして批判があがった。ネイマールも「メッシの大ファンだけど、(MVPは)フェアかどうかは疑問に思った。ただ、彼は僕の意見ではMVPを競う3人の中の一人だった。彼にシュバインシュタイガー、ロッベンだね。」と正直な気持ちを明かしている。ワールドカップベストゴールについては、「日本戦のハメス・ロドリゲス」のゴールをピックアップした。

最後にロシアワールドカップに向けてネイマールは、「4年後は優勝するためにどんな手段でも尽くす。ブラジルにはルーカス、フィリペ・コウチーニョ、ベルナルジ、オスカルのような選手たちがいる。みんなまだ若いし、いいときに大会に臨める」と闘志を燃やした。

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