ダヴィド・ルイスがドイツ戦欠場のネイマールのためにやった泣けること

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ブラジルの歴史的大敗に終わったワールドカップ準決勝ドイツ戦。やはりブラジルにはネイマールが必要だった。それを誰よりも感じていたのはこの日キャプテンマークを付けたダヴィド・ルイスだったのかもしれない。



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ブラジル対ドイツ戦のハイライト動画

ダヴィド・ルイスはキャプテンとしてピッチの中にネイマールのユニフォームを持って行った。国家斉唱が始まると、そのユニフォームを天高く掲げた。彼は両目を腫らせていた。ここにいるはずのブラジルの10番がいないことを心底悔やみながら。

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国民もネイマールのユニフォームを見て拍手喝采だった。いつものように音楽が止まってもサポーターたちは国家を最後まで歌い続けた。国民が一丸となったムードの中、ネイマールとキャプテン、チアゴ・シウバの不在を乗り越えられると信じた。

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しかし全てがブラジルの思惑通りに行くほどサッカーは甘くはない。ふたを開けてみればドイツ相手に7対1の惨敗だった。スタジアムには泣き叫ぶ人たちで一杯だった。前半終了の時点で席を立って会場を後にする人たちも少なくなかった。試合後、ダヴィド・ルイスはスタジアムにいるサポーターに向かって何度もこう言った。

「申し訳ない。」

ワールドカップでグループリーグからどれだけいいプレーをしてきても一度負ければブラジルでは容赦ない批判を浴びることになる。それが7対1の大敗ならなおさらのことだ。ブラジルの国民にとって優勝以外はなんの意味もない。それまでの健闘を称えられることもなければ、空港でファンに暖かく出迎えられることなどありえない。深い悲しみに包まれたスタジアム、そしてブラジルのサポーターに対し、ダヴィド・ルイスは、「僕はただ国民に喜びを与えたかったんだ、苦しんでばかりいるブラジルの国民に。残念だけどそれができなかった。みんなごめんなさい。ブラジルの全国民のみなさん本当にごめんなさい。みんなの笑顔が本当に見たかったんだ。ブラジル中がサッカーを通じて幸せになることの重要性は誰もが分かっているのに」と涙の謝罪をした。