怪我で惜しくも戦線離脱となったネイマールを応援するために、ドイツ戦でネイマールマスクを被ろうといった運動が始まっている。
すでにツイッター上ではブラジルの広告代理店などの協力で新しい運動「僕らはみんなネイマールなんだ」がスタートしており、「#SomostodosNeymar」のハッシュタグで拡散されつつある。また、この運動のためだけに、公式ホームページ「www.somostodosneymar.com.br」も公開され、ネイマールマスクのPDFファイルがダウンロードできるようになっている。これをプリントアウトして、はさみで切れば誰もがネイマールになれるというもの。まさに、「僕らはみんなネイマールなんだ」というわけである。
ブラジルの広告代理店「Pereira & O’Dell」のPJぺレイラ氏は、「多くのサポーターからの要請もあり、こういったアイデアを出してみた。ただし、同キャンペーンは企業主催でやっているわけではない。ただ、スタジアムにネイマールを連れていくという目的のためだけだ」と話している。
6日にオープンしたばかりのホームページには翌日の時点ですでに7万7000を超えるアクセスが集まっており、試合までには少なくとも6万人がマスクを使用することが期待されている。
ネイマールを応援しているのはなにもサポーターだけではない。ブラジル代表の選手たちは先日、全員で「ネイマール頑張れ」帽子をかぶってネイマールポーズを決めて記念撮影、怪我で休養中のブラジルの10番にエールを贈っている。ネイマールが怪我したことにより、チームの結束力は弱まるどころか強化されるばかり。このまま一気に優勝へと向かいたいところだ。