ネイマール骨折で両脚麻痺していた 後遺症は?

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ブラジル対コロンビア戦でコロンビアDFスニガの膝蹴りを受けたネイマール。アクシデントの際、地面に倒れて起き上がれなかったのは両脚の感覚が麻痺していたからだということが判明した。

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地面に倒れて叫び声を上げるネイマールにDFマルセロが近づいていった。マルセロはネイマールにどんな状態かを聞くと、ネイマールは「両脚の感覚がない」と答えたという。その後担架が用意され、ネイマールは病院に直行した。

フェリペ・スコラーリ監督は、「あの場面を見たとき我々はとても動揺し、悲しくなった。ドクターを呼んだのに、許可されていないからコートにすぐに入れなかった。そういった状況がショックだったし、ネイマールが泣き叫びながら担架でヘリコプターに乗せられる映像なんかも見るに耐えないものだった」と振り返った。

さらにフェリペ・スコラーリ監督は「選手たちもとても落ち込んだ。ネイマールはどんなチームでも、バルサでだって見本のような選手だから。チームは失ってはいけないものを失った、特に準決勝と決勝を残したこの時期に。ただ、こんなときでもまた新たなチャンスが生まれるという意識を持つように働きかけている」と語った。

ブラジルが決勝まで進んだ場合、ネイマールがせめてベンチで観戦することが期待されているが、それについては、「ブラジルの10番は我々と一緒にいるだろう。もしできれたらベンチ、そうじゃなかった観客席にいることになる。彼にはそういうふうにお願いしたんだ。もちろん今後数日の彼の状態にもよる。ただ、彼のことだから観戦してくれるだろう」と近くにいるだけでも大きな力になるとした。

病院で治療を受けたネイマールは一度合宿施設のあるリオデジャネイロに戻ったものの、その後はサンパウロ市の郊外にある自宅での休養を許可された。ブラジルの一部メディアは特別な治療や痛み止めの注射をすれば決勝でプレーできるなどとも伝えたが、ブラジル代表のチームドクターであるジョゼ・ルイス・ルンコ氏はこれを完全に否定、「そんなオプションはありえない。現在ネイマールの腰椎の怪我の状態は安定している。治すには時間が必要。もし新たな衝撃が受ければ状態が不安定になり、彼の将来が脅かされることになる」とその危険性を強調した。

気になる後遺症についてもう一人のチームドクター、ロドリゴ・ラスマル氏は「神経には影響はない。完治もするし、明るい未来はある」と心配はないとした。

ヘリで合宿所を後にするネイマール。

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