ブラジルワールドカップでの活躍を機にネイマールのファッション、特にいつもネイマールが愛用しているオリジナルキャップに対する注目度が倍増している。一体、ネイマールには帽子に対するどういった思い入れがあるのだろうか。
ネイマールはオシャレであることは前々から知られているが、特に好きなアイテムといえばキャップである。それは今に始まったことではなく、サントス時代から彼は常に頭になんらかの帽子を身に着けていた。
キャップといえばアメリカの文化という気もするが、ブラジル育ち、ブラジル生まれのネイマールもまたアメリカ文化の影響を何かしら受けているのである。休暇にバスケをするのは好きなようだが、おそらく野球をやったことはないのではないだろうか。それでもニューエラによるニューヨークヤンキースやヒューストン・アストロズのベースボールをキャップを付けていたりする。
バスケといえばマイケル・ジョーダン。ネイマールはエア・ジョーダンのキャップがお気に入りだ。
その一方で、ブラジル人にしてはかなりマニアックなオレゴン州立大学の帽子をかぶっていた時期も。誰かからのもらいものだろうか。
サントス時代には当時の背番号11をモチーフにした帽子をよく使っていた。
サントス対グアラニ戦では8対1で圧勝したことから、試合中にみんなで帽子をかぶってラッパーの真似をしたこともある。
また、元イングランド代表の名選手リオ・ファーディナンドからは彼の背番号である5をモチーフにしたカスタムキャップをプレゼントされ、大喜びでインスタグラムにアップしたこともある。ネイマールにとって帽子はコミュニケーションツールの一つであり、友情の証でもあるようだ。
ブラジルの人気バンド、チャーリーブラウン・ジュニアのボーカル、ショロンが亡くなったときは、彼が愛用していたキャップと記念撮影した。ちなみに013はチャーリーブラウン・ジュニアが結成した場所であるサントスの市外局番である。サントスはネイマールにとってもホームタウンのような場所だ。
もちろんスポンサーからもらった帽子をかぶって外出することもよくある。レッドブルがそのひとつ。
しかしなんといっても、ネイマールがプライベートで一番頻繁に身に着けるのはナイキのキャップだ。
そんなネイマールを見て、さすがのナイキも黙っていなかった。ついにはネイマールのナイキブランドまで発足、新しいロゴまで発案された。ワールドカップでのネイマールの露出度アップにより、この帽子が大人気に。今ではブラジル国内でも手に入るのが難しい状況だ。
日本ではあまりの人気にyahooオークションで3万円以上の値がついた。
これまで販売されたナイキのネイマールキャップはあっという間に売り切れ、続々と生産中止になった。日本はもちろん、ブラジルでも完売になり、手に入れるのはほぼ不可能に。
そんな中2017年7月、ついにナイキが新モデルをリリース。それがこちらだ。
こちらのモデルは現在バイマで購入可能。数に限りがあるのでお買い求めの際はお早めに。