チリとの激戦を終えたばかりのネイマールが試合中に痛めた太股の状態を見るためにチームのドクターチェックを受けていることが分かった。
ネイマールは試合中、そして試合後にも足を引きずる場面があり、最悪の場合、次戦のコロンビア戦を欠場する可能性もある。
その一方でブラジル代表チームドクターのジョゼ・ルイス・ルンコ氏は、「現在のところ重症な怪我は見つかっていない。」としたうえで、「チリ戦では誰も重傷な怪我はしていない。今の最良の薬は休みだ。リラックスして、頭をリフレッシュさせるのが大切。試合が午後1時に開始だったので体の消耗が激しかった。ネイマールやダヴィド・スイス、フェルナンジーニョは試合中こそ問題があったが、今は大丈夫だ」と伝えている。
ネイマールは「痛みはあったけど、我慢できた。試合ではいろんなことが起こった。苦しみもあったし、感動もあった。もちろん痛みもね。今は頭を冷やして、深呼吸して、次の試合のことを考えたい」と、コロンビア戦を見据えた。
それに対し、チリ戦でゴールを挙げたDFのダヴィド・ルイスは試合前に背中に痛み止めを打っての強行出場だった。最高軍団にもここにきて死闘の代償が出始めている。