「チリとは対戦したくなかった」=フェリペ・スコラーリ監督

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29日(日本時間)に決勝トーナメントでチリと対戦するブラジル。世界最多のワールドカップ優勝回数を誇るサッカー王国と比べると、一見格下のように思える相手だが、ブラジル代表のフェリペ・スコラーリ監督は、厳重な警戒を敷いている。

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予選リーグA組を1位で突破したブラジルは、B組2位のチリと対戦することになった。負ければその時点で終わり。予選リーグとはまた違った戦い方を強いられるのは必至だ。それについてフェリペ・スコラーリ監督は、「勝ち抜き戦ではバランスの取れた姿勢で臨まないとならない。試合は1ゴールで決まってしまう。だからそれほどミスは犯すことができない。次の試合からその点は変えていかないと」と強調する。

対戦相手のチリについては、「彼らとは昨年2度対戦している(結果は1勝1分け)。そのときどれだけ難しい試合だったが、どれだけ彼らがクオリティーの高いチームであるかをこの目で見た。チリは本当にいいチームだ。予選の試合を研究して、なんとしても勝ちたい。ただ、もしほかの相手を選べるのなら、ほかのチームを選んでいる。南米のチームということもあり、狡さも持っているし、上手さもある。チリとは対戦したくなかった」と苦手意識を表している。

ブラジルの現状については、「試合ごとに成長している。カメルーン戦で4ゴール挙げたけれど、7、8ゴール挙げててもおかしくなかった。メキシコ戦と比べてもよかった。ただ、ものすごく強いチリに勝つにはさらに向上しないならない。」としたうえで、「(カメルーン戦では)オスカルがほかの選手とかぶるような場面があった。オスカルとフッキはもっとボールをもらう動きをしないといけない」と問題点も挙げた。その一方でカメルーン戦ではボランチのフェルナンジーニョを投入してからブラジルの動きががらっと変わった。チリ戦ではパウリーニョに代えてフェルナンジーニョのスタメンも十分にあり得るが、「冷静に分析したい。まずはチリを研究して、試合に向けて練習の内容を変えていく。」と可能性は否定しなかった。

ネイマールの攻撃に頼っているとの批判に対しては、「アルゼンチンがメッシに頼るのと同じで、ほかのチームにもそういう選手がいる。それは普通のこと。クラッキがほかの選手と違うのはどの代表でも同じだ」と問題ないとした。