ベスト16進出を賭けたグループリーグ最終戦ウルグアイ対イタリア。その重要な試合でウルグアイの悪童ルイス・スアレスがイタリア選手に噛み付く暴挙に出た。
「ルイス・スアレスの言い訳がアホすぎる 噛まれたジョルジョ・キエッリーニはファンに神対応」
ハプニングが起こったのは後半35分のこと。イタリアゴール前で高めのボールが上がった際、他の選手たちがポジション取りをしているところ、ルイス・スアレスがなぜか自らイタリアDFジョルジョ・キエッリーニのところまで走って行き、後ろから突然肩に噛み付いた。ジョルジョ・キエッリーニは悲鳴を上げて倒れたが、審判がこれを目撃せず。実は試合中、二人は何度も接触し、その度に熱くなっていた。噛み付きはルイス・スアレスの明らかな報復行為。ジョルジョ・キエッリーニは噛まれた箇所を審判に見せたものの、ルイス・スアレスも同じように痛がる素振りをしてとぼけたせいか審判は警告を出さなかった。
結局試合はウルグアイが後半終了間際のゴールでイタリアを1対0で下し、決勝トーナメント進出を決めている。
しかしながら映像にそのシーンが記録されていることから、FIFAからルイス・スアレスに対してなんらかの処分が下される可能性は高い。ルイス・スアレスはオランダリーグやイングランドのプレミアリーグの試合でも相手選手を噛み付いた前科があるだけに今後強い批判にさらされるのは避けられないだろう。イギリス戦で膝の手術から劇的な復帰を果たしただけに、ファンとしてはなんとも残念なことである。