ブラジル代表は24日(日本時間)、カメルーン代表とグループリーグ最終戦を行う。1位通過を狙うセレソンにとってはなんとしてでもこれに勝って順調に駒を進めたいところ。また、この試合はブラジル代表のワールドカップでの100試合目になるメモリアルゲームだ。
ブラジルは1930年に開かれた初のサッカーワールドカップ・ウルグアイ大会からこれまで20大会連続出場を果たしている。20大会中優勝したのは5回。つまり優勝率25%という脅威の結果を残している。
さらにブラジルのワールドカップにおける準優勝は2回。1950年のブラジル大会と1998年のフランス大会だ。特にブラジル大会決勝でのウルグアイ戦の敗北は「マラカナン(決勝戦の会場)の悲劇」と言われるほど、今でも多くの人の記憶に焼き付いている。
ブラジル代表のワールドカップの戦績は99試合して68勝15敗16分け。合計得点は215に対し、失点はわずか89だ。召集された選手の合計は310人、そのうち247人がワールドカップのピッチに立った。
ブラジル代表にはアデミール、ペレ、ジーコ、ロマーリオ、ロナウド、ロナウジーニョなど過去に数々のクラッキ(名選手)たちがいた。そして現代表にはネイマールがいる。なにかと記念日や大一番に強いブラジルの10番がカメルーン戦でどんな活躍を見せてくれるのかに注目したい。