イタリア対イングランド戦が行われるアレーナ・アマゾニアで爆弾騒ぎが起こった。
EFE通信によると、地元軍警察に匿名で一本の電話が入り、爆弾を積んでいるのではないかと思われる不審な自動車に関する通報が入った。不審な車両と指摘されたのはセキュリティー会社の車で、スタジアム付近に長時間駐車してあった。通報を受け、さっそく軍警察が出動。17時間かけて車両をチェックし、爆発物がないことを確認した。ただのいたずらかの通報かどうかは確かではないが、この時期地元警察がどれほど敏感に反応しているかが分かる出来事だった。
アレーナ・アマゾニアはただでさえ、芝の状態が悪く、ところどころで土がむき出しになっており、サッカーの試合をする環境にないと世界各国のメディアから批判にさらされている。そんな状態で、さらに観光客の安全面を脅かす事件が起これば、面目丸つぶれである。いずれにしろ無事に試合が開催されることに期待したい。