クロアチアとの厳しい戦いに勝利したブラジル。その立役者となったネイマールとオスカルが試合後インタビューに応じた。
ブラジルは前半10分に失点し、1点のビハインドを追う展開になった。初戦の緊張からかチームの歯車は合わず、完全アウェイのクロアチアのほうがむしろ伸び伸びプレーしているようでもあった。しかしそんな雰囲気を打ち消したのがネイマールの同点ゴールだった。ネイマールはさらにPKからの逆転ゴールもマーク。この日のヒーローとなった。
「期待していた以上の結果だった。勝利はもともと期待していたけど、W杯デビュー戦でまさか2点も決められるなんて本当に嬉しいよ」。
同試合のマンオブザマッチももちろんネイマールに。1点目のゴールについては、「本当はDFの股の間に蹴ろうと思っていたんだけど、シュートが弱くなってしまった。だけど神様のおかげでゴールに入ったんだ。」としたうえで、イエローカードを受けた影響については、「次の試合も普通にプレーする。イエローカードのことは考えない」と次戦も全開で行くと約束した。
一方、前半からチームの中心になって動き回り、後半にダメ押しゴールを挙げたオスカルは「(ネイマールの)1点目は4人のDFと競り合ってネイマールにパスを出したんだ。2点目は僕がフレッジにパスしてPKになった。そして最後は自分で決められたから、本当に幸せだ。人生で最高のゲームの一つとなった。僕は代表を背負っているし、ベストを尽くすつもりだ」とコメントした。
ブラジル代表の2戦目は18日(日本時間)のメキシコ代表戦だ。