ワールドカップ日本代表は8日、ブラジルの合宿地であるイトゥ市からほど近いソロカバ市にて一般向けの公開練習を行った。
一般公開とあって、会場となったヴァウテル・リベイロ・スタジアムにはたくさんの観客が来場。そのほとんどが日本人、あるいは日系ブラジル人のサポーターたちだった。
日本代表は午後4時(ブラジル時間)に練習場に到着。練習前に地元の日本人学校の子供たちのサインや写真撮影に応じるなどファンサービスに時間を費やした。
昨日の夜にブラジルに到着したばかりの日本代表はこの日、約30分間みっちりストレッチとアップに時間をかけた。
その後はグランド全面を使っての走り込みに移行。続いて相手のディフェンスラインを意識した早いパス回しからのシュート練習を繰り返し確認。さらに狭いスペースを使っての試合形式の練習を行った。さすがに長い移動の疲れからか選手たちの動きは固く、紅白戦では控え組がレギュラー組を動きで圧倒するなど、チームの出来はいまひとつ。紅白戦を終えると日本代表は約1時間半程度の練習を早々に切り上げた。