FIFAは26日、ブラジルワールドカップのスタジアムで販売される飲食料の値段を発表した。そこでブラジル国民が目にしたのはありえない高さのものばかりだった。
それによると、500mlのコカ・コーラは8レアル(約365円)。ちなみにブラジル大手スーパーの値段は3レアル前後(約136円)だ。また、スタジアム内のチョコレートの値段も8レアル(約365円)。これもスーパーでは2レアル前後(約90円)で買える。そう、全てが2,3倍当たり前の世界なのである。特に高いのがダブルチーズバーガーの13レアル(約590円)だ。為替に換算するとそう高くないように思えるだろうが、ブラジル人からする13レアルというのは日本人にとっての「1300円」である。チーズバーガー1個に1300円と考えればどのくらい高額か分かるはずだ。
1、ホットドック 10レアル(約455円)
2、チョコレート 8レアル(約365円)
3、ミネラルウォーター 6レアル(約273円)
4、ビール 6~13レアル(約273~590円)
5、ポップコーン 10レアル (約455円)
6、ハンバーガー 10レアル(約455円)
7、チーズバーガー 13レアル(約590円)
これに対するブラジル人の反応
「最低賃金の人はどうやって試合に見に行ったらいいの?」
「W杯の歴史上最もお金を使った国。その国の政府はFIFAには税金を免除するくせに、国民からこんな値段を取るなんて。本当にいい国だね」
「バドワイザーが13レアルって。こんなに高い水も見たことないぞ」
「今回のW杯は貧乏人のためじゃないね」
「家で見たほうがいいね。友達とバーベキューやりながら」
「値段は普通だと思うよ。ナイトクラブとか行ったらこれぐらい払うって」
「ブラジル人にとっては高いけど、欧州人にとっては普通でしょ。4ユーロでビールを飲むと思ったらいいんじゃない。彼らは文句を言わないだろうね」
「ジルマ大統領、馬鹿みたいだね。なにがW杯のうちで最高のW杯だよ。国民の金を使ってさ」
「安いでしょ。どうせなら炭酸飲料に100レアル、ビールに150レアルぐらい取ればいいのに。」
「ちょっと待って、俺の車と家を売ってくるから。そしたらスタジアムでビスケット買えるよね」