FIFA会長のW杯開催をめぐる衝撃の暴露にブラジル国民大激怒

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FIFAのジョセフ・ブラッター会長は先日、ブラジルワールドカップのスタジアム建設に遅れが出ている現在の状況に苛立ちを示したうえで、実はブラジル政府は開催地に選ばれた当初、FIFAが8都市開催を推薦したのに対し、17都市で開催すると主張していたことを明らかにした。

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FIFAはブラジルの国土の大きさなどを考慮して、8都市から10都市が限界であるとしていたが、ブラジル政府とブラジルサッカー連盟はブラジル全国で開催しないと国民が納得しないとして、17都市開催を譲ろうとしなかったという。結局最終的にはFIFAの説得もあり12都市開催に落ち着いたものの、スタジアム建設は本番までに完成するかしないかといった状況だ。

当初論点となっていたのはW杯をマナウスなどの地方都市で開催するかどうかで、FIFAはこれに難色を示していた。一方ブラジル政府は「必ずスタジアムやインフラ整備が整う」と約束。しかしいざふたを開けてみると、W杯関連の交通整備を始めとするインフラは本番までに完成できないものも少なくない。この状況にジェローム・バルク事務局長は「なによりこのW杯で一番苦しむのはサポーターだ」と批判するまでの事態に至った。

一方、ジョセフ・ブラッター会長は「ストレスは溜まっていないけど、ちょっとナーバスになっている。舞台に上がる前の俳優のような心境だ」としたうえで、「遅れに関しては心配していない。今回が私にとっては10回目のW杯開催。いつもこの時期には不安が付きまとうものだ」と述べた。しかしながら17都市開催が実現していたら当然17個のスタジアムがリフォーム、または建設されることになっていたはず。ただでさえ多額の税金を使っているW杯開催で使用しているうえに、一つのスタジアムもろくに完成させられないブラジル政府に対し、国民の怒りは爆発寸前だ。

yahooブラジルで報じられたジョセフ・ブラッター会長のコメント記事に対してブラジル人のコメントは以下の通り

「一つのスタジアムもろくに作れないくせに、17個建設するなんて想像してみてよ」

「スタジアム建設もインフラ整備も全部横領して、選挙の票を集めるためにグルの企業にお金を流すだけのためだろ」

「今回のW杯でジルマ大統領の再選はなくなったね」

「ブラジルではこの手の工事があればあるほど、たくさんのお金を横領できるからな」

「ここまでして、ブラジルがベスト16で敗退したりして」

「w杯が2020年に開催されるんだったら、全部完成していただろうね。」

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