レアル・マドリード戦後に左足の怪我が発覚したネイマール。検査の結果は全治4週間で、今季は絶望的とまで言われたが、本人は予定より早くの復帰を望んでいる。
ネイマールが頭を悩ます怪我は浮腫。いわゆる足のむくみだが、ここのところ炎症が起こり、腫れが引かない状態が続いていたという。怪我が発覚後、ネイマールは、「治すのに時間がかかるのは分かっていた。まず試合から遠ざかるのが怖かった。試合に出られなくなるのは嫌だから。それにW杯もある。けれども3週間で復帰して見せる。(アトレティコ・マドリードとの)最終戦に間に合えばいいなと思っている」と語っている。
また、レアル・マドリード戦では痛みを押しての出場だったとしたうえで、「あの試合に出場することが自分ができるベストだった。ただ痛くて、試合後は地面に足をつけないほどだった。あとは治すしかない」と過酷な状況だったと説明した。
W杯については、「ハングリー精神はいつも持っている。それがW杯だったらなおさらで、出場したい気持ちはなくなることはない」と強い出場意欲を見せている。
これに対し、ヘラルド・マルティーノ監督は、「実際のところ彼が今季プレーするのは難しいと思う。完治までには4週間かかって、最終戦のギリギリだから。彼の復帰については楽観視はしていない」と今季復帰は難しいと指摘した。
バルサでプレーできないとなればW杯の前哨戦であるパナマ(6月3日)、セルビア(6日)との親善試合が復帰戦になりそうだ。果たしてネイマールは本番までにどれだけのコンディションを作れるのか。ブラジル代表からすると、この状況は不安でしょうがないはずだ。