1日、FCバルセロナはアトレティコ・マドリードとホームで対戦し、1対1で引き分けに終わった。
試合は前半両チームともに激しいぶつかり合いを見せる。前半11分にはアトレティコ・マドリードのジエゴ・コスタと衝突したバルサのピケが負傷し退場に。このときの接触が響いたのか同28分にはジエゴ・コスタも膝を抱えてピッチを出た。
試合が動いたのは後半10分、アトレティコ・マドリードのジエゴが仲間からのペナルティーエリアの外から右サイドでパスを受けると、狙いすましてそのままシュート。これがゴールの角に突き刺さり先制点となった。対するバルサは同25分、イニエスタからの絶妙なスルーパスにネイマールが反応。これをダイレクトで決めて同点とした。試合はそのまま1対1で終了。ネイマールのゴールがなんとかチームを敗北から救った。
ネイマールはこの日も相手のきついマークに遭い、ファウルも7回受けた。バルサが受けたファウルの合計は20だったことから全体の35%がネイマールに対するファウルだったことになる。これを受け試合後、アトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督は、ネイマールについて「アレクシス・サンチェスのようにダイブするのが彼の特徴だ。ネイマールはとても素早いので誰かに触れられたらすぐに地面に自分から倒れるようにしている」とシミュレーションだと非難した。