23日、FCバルセロナ対レアル・マドリードによる伝統の一戦が行われ、4対3でFCバルセロナが接戦を制した。
レアルのホームで行われた試合の主導権を先に握ったのはアウェイのバルサだった。前半6分メッシからのパスを左に開いたイニエスタが豪快にシュート。これがゴールに突き刺さり先制点となった。対するレアルは同12分、カリム・ベンゼマが味方のクロスをヘディングで合わせゴール。試合を振り出しに戻した。その直後にも再びカリム・ベンゼマが味方のクロスを太ももでトラップしてからシュート。これが見事に決まり、試合をひっくり返した。ところがバルサも同43分、メッシとネイマールのワンツーから最後はメッシが左足で決めて同点とした。
2対2で迎えた後半、レアル・マドリードはクリスティアーノ・ロナウドがドリブルで切り込むとペナルティーエリア付近でファウルを受ける。ややペナルティーエリアの外のように見えたが主審はPKを指示。これをクリスティアーノ・ロナウドがきっちり決めてスコアを3対2とした。同18分には今度はネイマールが相手陣内で倒され、PKをゲット。これをメッシが決めて振り出しに戻した。しかしネイマールのファウルに対し、シミュレーションだとしてレアルファンは大ブーイング。またしてもネイマールのダイブに注目が集まってしまった。
さらに同37分にはイニエスタがレアルディフェンダー2人に挟まれ転倒。主審はこれをファウルと判断し、再びPKを与えた。キッカーはこの日2ゴールを挙げているメッシ。バルサの10番はこれを落ち着いて決め、試合を4対3で締めくくった。