ヘタフェ戦で踵を負傷したネイマールが復帰に向けて最初一歩を踏み出そうとしている。試合直後は松葉づえをついて歩いていたネイマールだが、最近になって自らの足でなんとか歩けるようになった。その動画がこちら。
ネイマールの右足には現在もギブスが付いたまま。ファンにとっては目を覆いたくなるような痛々しい姿だが、当の本人はいたって陽気だった。自宅でふざけるネイマールの姿を撮影したのは妹のラファエラ。ブラジルの至宝の妹は兄に対し、「どっちが早く走れるが勝負よ」などといって挑発、家の中には笑いが溢れた。
とはいえ今年はブラジルWカップが行われる重要な年。この時期の怪我はパフォーマンス低下にもつながりかねない。これについてブラジル代表スタッフのパレイラは、「(怪我は)思っていたより、軽傷で済んでよかった。手術も必要ないし、ただ回復に必要なのは時間だけだ」としたうえで、「1カ月ゆっくり休むことができるので、Wカップのためにはむしろいいかもしれない。万全なコンディションで大会に臨めることになるだろう」と怪我をプラスにとらえた。ネイマールの怪我は今後ブラジル代表にどういった影響を与えるのかに注目が集まりそうだ。