ネイマールといえばそのファンタスティックなプレースタイルだけでなく、ファッションや身に着けているものも常に注目を浴びる存在。サッカーファンならまず気になるのは一体ネイマールはどんなスパイクを使っているの?、ということではないだろうか。
ネイマールはこれまでも毎年のようにスパイクをリニューアルしてきた。ときには家族の名前の入れたり、ときには好きな言葉を入れたり、ときには日本語を入れたりと、そのときどきでネイマールらしいこだわりを見せている。過去ネイマールが愛用してきたスパイクから2015/2016年のものまで、一覧にまとめてみた。
ネイマールがデビュー当初から使い続けているのはNIKEのマーキュリアルシリーズ。2009年デビューして間もないネイマールはその人気と注目度の高さからいきなりナイキのCMに起用される。
まだ実績もない1年目の新人選手がNIKEのCMに起用されるのは異例中の異例のこと。このときネイマールが紹介したスパイクがマーキュリアル・ヴェイパーV。この年からネイマールはたちまちサントスFCで大活躍し、一気に彼の名前は世界に広まった。
マーキュリアル・ヴェイパーV
2010年になると、ネイマールは当時のチームメイトであるロビーニョ、ガンソと一緒にマーキュリアル・ヴェイパーVIのCMに出演。サントスの黄金時代を支えた3人の共演は大いに話題を呼んだ。
マーキュリアル・ヴェイパーVI
2011年シーズンからネイマールはマーキュリアル・ヴェイパーVIIのカスタムモデルを履き始める。サイドには「neymar」と「n jr」の文字が刺繍された。
同年の世界クラブ選手権で来日した際には日本式のカスタムモデルをチョイス。「不敵」、「歓喜」とネイマールが好きな言葉を日本語に訳してサイドに文字を入れた。
2012年シーズンはネイマールが最もスパイクを変えた年でもある、まずはマーキュリアルVIII。
マーキュリアルVIII
リベルタドーレス杯の終盤に突入した6月にはカスタムモデルを使用。サイドにはネイマールを意味する「NJR」と息子ダヴィ・ルーカ君を意味する「DL」のイニシャルが刻まれている。
シーズン途中にはグリーンのモデルも履いたことで話題となった。サイドには母ナジーニさんの名前も。
2012年シーズン途中にネイマールが選んだのはNIKE GS コンセプト。同年7月に行われたイギリスとの親善試合ではこのシューズを履いてネイマールはゴールを決めた。
NIKE GS コンセプト
2013年にはマーキュリアルIXが発売される。もちろんネイマールもこれを履いてコートを駆け回った。
マーキュリアルIX
バルサ移籍後はハイパーヴェノムが発売される。
11月に行われたホンジュラスとの試合前にはカスタムカラーを公開した。
しかし基本的にはオレンジを使用。
バルサでのファーストシーズン終盤ではハイパーヴェノムのイエローモデルを使用した。
そしてブラジルワールドカップでは待望のハイパーヴェノムゴールドが登場。片方のサイドには「NADINE」、もう片方には「DAVI LUCA」と家族の名前が刻まれた。
2015年にはハイパーヴェノム・リキッド・ダイヤモンド(Liquid Diamond)を発表。
斬新なシルバーのカラーと凹凸のあるデザインが話題を呼んでいる。
2015/2016シーズンにはナイキからハイパーヴェノムIIのグリーンバージョンが発表された。
2016年1月にはハイパーヴェノム・ファントムIIを発表。デザインも白黒に一新した。
2016年5月にはNIKE MERCURIAL SUPERFLY V を着用。ネイマールはグリーンを好んで使った。
また、2016年シーズン途中にはマイケル・ジョーダンとのコラボシューズを試合や練習で履くこともあった。特にネイマールが気に入っていたのはホワイトだ。
その後、ネイマールはピンク、オレンジ、ブラックなどマーキュリアルの様々な色をトライした。
2017年7月にはナイキがマーキュリアル・ビクトリーVのネイマールモデルをリリース。カラーは水色になった。