ブラジルのジルマ・ルセフ大統領がW杯の組み合わせ抽選会の前にネイマールや元ブラジル代表のロナウドとツイッター上でのメッセージをやりとりしていたことが分かった。
ジルマ大統領は、ネイマールに対し、「グループリーグで弱い相手と戦いたいか、それとも強いチームと当たりたいか」を質問。これに対し、ネイマールは、「W杯では簡単な相手なんていない、そうだよねロナウド?」とロナウドに質問を振った。ロナウドは「そのとおりだよ、ネイマール。簡単だと思われがちな試合ほどプレッシャーは大きくなるんだ」と経験を語った。
ジルマ大統領は、ロナウドの経験を理解したうえで、「あなたは4度もW杯に参加しましたが、組み合わせ抽選会の前の緊張とはどんなものなの?」と聞き、ロナウドは、「それはみんなが知りたがることですね。とにかく誰が相手だが知るのはいいことですよ。特に過去の王者たちが集まるような大会では。」と返答した。
また、ジルマ大統領は、ネイマールに対して「ブラジル国民の前でプレーすることは大きな違いを生む、というのは本当?」と質問。ネイマールは「もちろんです、ジルマ。それはコンフェデレーションズカップでの応援を見れば明らかです。すごかったですから」と答えた。一方ロナウドはこれについて「W杯を国民全員が監督のようなこの国で見られるのは信じられないような出来事だ」とコメントした。
ジルマ大統領は最後に「選手たちが、そしてサポーターたちがコートの中で責任を果たしてくれると確信しています。」と話して、メッセージを締めくくった。