ブラジルは15日、ザンビアと中国の北京で対戦し、2対0で白星を挙げた。
度重なる移動のせいかブラジルは韓国戦に続き、精彩を欠くプレーを連発。前半は動きが固く、パスミスをあり、攻撃の糸口は全く掴めず。ところが後半に入ると、徐々にリズムを取り戻した。同14分にはオスカルがペナルティーエリア付近でミドルシュート。これが相手DFに当たり、ドライブ気味の回転になり、ボールは相手GKの頭上を越え、ネットを揺らした。さらに同20分にはネイマールからのフリーキックをデデが頭で合わせて加点。試合は2対0でブラジルの勝利で幕を閉じた。
少ないチャンスをものにしたデデは試合後、「自分にとっては代表で初めてのゴール。全選手にとって代表でやることはすばらしいこと。ワールドカップも近いこの時期にゴールを決められた。このペースを保てば自分の(W杯出場の)目標も達成できると思う」と話した。