FCバルセロナが順当にチャンピオンズリーグで勝ち星を重ねる中、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督がネイマールの“シミュレーション”に嫌悪感を示した。
ジョゼ・モウリーニョ監督は先日のバルサ対セルティック戦を引き合いにし、「チャンピオンズリーグにはわざと倒れる文化があるのは明白。それはグラスゴーでのセルティック戦でのネイマール、アムステルダムでのアヤックス対ミラン戦のバロテッリのプレーを見れば分かる。片方はそのせいで試合終盤で選手が10人に減り、もう片方はPKになった。ああいう行動は悲しくなるし、心配にもなる。なぜなら私もチャンピオンズリーグで戦っている人間の一人だからだ。人々はアグレッシブさや好プレーを見たいんであって、シミュレーションを見たいんではない」と苦言を呈した。
さらにネイマールについては、「彼はすでに(シミュレーションの)評判がある。すばらしい選手だけれど、たまに小さいことを大げさにする癖がある」とコメントした。
一方、スペインのマルカ紙はネイマールのシミュレーションについての投票を実施。「ネイマールは大げさに倒れすぎるか」という質問に対し、7日の時点で63,3%の読者が「いいえ」と答えたの対し、36,7%は「はい」と答えた。同紙によると、ネイマールはすでにスペインリーグで最もファウルを受けた選手だという。しかしながら「相手の選手たちはファウルのせいでネイマールが倒れているとは思っていない」と伝えた。