お金を払えばブラジル代表になれる衝撃の事実が発覚

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政治家で大統領選にも出馬したことのあるルシアーノ・ビヴァル氏が、自身が会長を務めているサッカークラブの選手を代表に召集してもらうために、ブラジルサッカー連盟関係者にお金を支払っていたことが本人の証言から発覚した。

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ルシアーノ・ビヴァル氏は2006年に自由社会党から大統領選に立候補し、落選した過去を持つ政治家兼企業経営者だ。そんな彼が会長を務めるサッカークラブ、スポルチ・クルビ・デ・レシフェに2001年レオマールというボランチの選手がいた。地元レシフェ市でこそ有名選手だったが、他の地域では当時ブラジルではほとんど彼のことを知る人はいなかった。

そんなレオマールがレオン監督が指揮を採るブラジル代表に招集され、日韓で開催されたコンフェデレーションズカップに出場できたのには、実は裏金が絡んでいたからだとルシアーノ・ビヴァル氏は説明している。「コミッション(手数料)を払って、ブラジル代表に選手を送った。こういうことはサッカー界ではつきものだ」。レオン監督といえばJリーグでもお馴染みの監督だが、実はブラジル代表を指揮する前にレオマールが在籍するスポルチ・クルビ・デ・レシフェで指揮を採っていた過去がある。レオマールが代表に選ばれたのはもはや偶然ではないだろう。当時無名の選手が代表に呼ばれたことに対して国民やメディアは疑問を抱いたのは言うまでもない。

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キャプテンマークを付けている背番号5がレオマール。

ルシアーノ・ビヴァル氏は金額、そしてお金を払った相手の名前には触れなかったものの「CBF(ブラジルサッカー連盟)のせいじゃない。そういうことを請け負う“代理人”が存在するんだ。カタールやロシアでプレーする一度も名前を聞いたことのないような選手が突然代表に選ばれるのを何度見たことがある? もしかして彼らがタダで代表に選ばれると思っているのかい?」と、裏金が常習化している現状を強調した。その一方で、「レオマール本人はそのことを知らなかった。でも代表に呼ばれたことには驚いていたようだった」と選手本人は無関係だとした。

2001年のコンフェデレーションズカップでブラジルは3位決定戦でオーストラリアに破れ4位に終わった。レオマールは3位決定戦以外全試合に出場したが、翌年のワールドカップメンバーには呼ばれなかった。