バルサ移籍後、セルティック戦で初めて主役の座を奪ったネイマール。華麗なドリブルやピンポイントのパスで見せた一方で、セルティックの主将スコット・ブラウンの退場を誘ったプレーがシミュレーションではないかと大騒ぎになっている。
イングランドやスコットランドではシミュレーションはサポーターが最も嫌う行為のひとつに挙げられる。その証拠にネイマールへのファウルを巡って、スコット・ブラウンが退場処分を受けた後、サポーターたちはネイマールがボールを触るたびに一斉にブーイングを浴びせるほどだった。ブラジルとは一味違うサッカー文化の洗礼をネイマールが受けた瞬間だった。
セルティックのニール・レノン監督は、「ネイマールは試合中に倒れることで有名。彼のやり方は大げさすぎる」と批判した。審判の判断については、「納得がいかない。接触があったとしたら、最低限のものだった。あのプレーが試合を変えた」とレッドカードに不服な様子だった。