ネイマールの活躍などもあり、セルティック戦を勝利で飾ったFCバルセロナ。前半のボール支配率は82%を記録するなど、スコア以上の実力差を見せ付けた内容にヘラルド・マルティーノ監督も合格点を与えた。
試合後、ヘラルド・マルティーノ監督は、「今までで最も完成された試合だった。いいプレーができたし、試合をコントロールできた。ダイレクトプレーとロングパスを組み合わせ、相手にほとんどチャンスを与えなかった」と分析した。
この日のネイマールについては、「今日の試合を見て、彼がオフェンスとディフェンスにどれだけのものをもたらすかをわざわざ言う必要はない。メッシやネイマールのような選手は守りを固めてくるチームに対してものすごい力を持っている。彼らはなくてはならない存在だ」と評価した。
UEFAのオフィシャルページの投票ではこの試合のマンオブザマッチに選ばれたのはネイマールだった。スペインのムンド・デポルティーボ紙も「ネイマールは輝きを放ち、勇敢だった」としたうえで、「(セルティックの)ブラウンの退場を誘ったプレーが決定的だった」と指摘した。一方のスポルト紙は、「ネイマールはチームを背負い、闘牛のように距離を取って危険に、そして目的を持って戦った」と伝えた。