アヤックスとの大一番を4対1の圧勝で飾ったFCバルセロナ。ネイマールもスタメン出場を果たし、1アシストと活躍した。実はネイマール、この試合がプロ300試合目となるメモリアルゲームだった。21歳にして300試合出場するのは並大抵のことではない。それだけネイマールがここまで大きな怪我をせずに日々コンディションを整え、コンスタントに試合に出続けてきたということだ。
ネイマールは試合後、「自分だけじゃなく、チームにとってもいい試合だった。ゴールが決められなかったのは残念だけど、次の試合ではぜひ決めたい」と語った。しかしながらネイマールはバルサ移籍後メッシや他のメンバーに気を使っているのが伺える。ここのところバルサでは5試合ゴールなし。サントス時代に5試合もゴールがないと、メディアは一斉に「ジェジュン(断食)」と表現しバッシングしてきたが、移籍後は周囲もはやしたてずその役割を容認するようになっている。
メッシがハットトリックを達成したことについてネイマールは、「彼はクラッキ(名選手)だし、天才だ。彼がゴールを決めてくれて嬉しいし、自分もチームを助けられてよかった」とコメントしたうえで、「世界最高峰の大会にデビューできて幸せ。バルサでこのまま決勝まで行けたらいい」とすでに優勝を視野に入れていることを明かした。
また、チームメイトでアヤックス戦でネイマールのパスからゴールを挙げたピケは、「僕の意見ではネイマールはすでに高いレベルでプレーしている。今日も僕に重要なパスを配給してくれたし、チームにゴールとアシストで大きく貢献している。ネイマールが来てからチームのレベルが上がったことはみんなが認識しているし、彼を活かさない手はない」とネイマールの仕上がり具合を評価した。