7日ブラジリアで実現するブラジル対オーストラリアの親善試合。両国の親睦を深める大事な試合を前にオーストラリア代表のFWアーチー・トンプソンがネイマールに噛み付き、話題を呼んでいる。
アーチー・トンプソンはインタビューの席で「ビーチに行きたかった。女やコパカバーナのことを考えてたのに、なんで(試合会場が)ブラジリアなんだ?」と冗談っぽくコメント、そのうえで「ブラジルにいられるのは特別なこと。自分は信じられないような選手たちがいるブラジルのサッカーをアイドル視して育ったんだ。彼らの乗っているバスを見たら、選手たちが踊ったり、歌ったりしていた。ブラジルサッカーのことを考えると、幸せな光景が浮かぶ」と憧れを口にした。
しかし話題がネイマールに及ぶと、アーチー・トンプソンは、「課題評価されている」との考えを明かしたうえで、「正直に言うと、ネイマールは言われてるほどの選手だと思わない。僕が好きなのはオスカルだ。本当に好きなのはロナウド、デニウソン、ロマーリオなど昔の選手たちだけどね」と発言した。
これ対しネイマールは、「(そんなことを言った奴の)名前はなんだって?」と記者たちに逆に質問したうえで、「本当に誰だか知らないけど、言いたいことを言えばいい。そんな選手は知らないし、プレーを見たこともないから、なにも話しようがない。試合では彼がいいプレーできることを願っているし、ブラジルがさらに上を行くことを期待している。自分のプレーがどうであれ、ブラジルが勝ってくれればいいと思っている」と大人の対応でインタビューを終えた。