扁桃腺の手術を受けてからというもの何かと体調のことが取り上げられているネイマールがスイス戦後、メディアのインタビューに応じた。
ネイマールは試合前、ブラジルサッカー連盟からの指示で報道陣との接触を控えるような処置を受けていたが、試合後ついに重い口を開いた。
「口がある人はなにかと言いたいことを言うけど、みんな僕と一緒に生活しているわけじゃない。(体重の減少は)食事が原因じゃないんだ。(メディアは)全く無関係の話をでっちあげている。みんな色々なことを言いすぎだよ」。
現在の体調については、「6kg減ったけど、もう全て取り戻した」としたうえで、「プレーも普通にしているし、練習も通常通りできている。(手術をしたら)体重が落ちるのは手術の前から分かっていたこと。色々な馬鹿げたことを言っているけど、誰も本当のことは分かっていないんだ」と話した。
体調はさておき、スイス戦でのパフォーマンスに関してはコンディション不足が否めないだろう。実際ネイマールは試合中、思い通りのプレーができず、イライラを募らせ、相手チームの選手と小競り合いする場面もあった。特に相手MFを必要なファウルで後ろから倒したプレーはあわや乱闘にまで発展しそうな勢いだった。それについては、「相手は1000倍ぐらいの力でぶつかってくる。それなのに自分がぶつかると文句を言う。どうしようもないよ」と弁解。この日のネイマールは調子の悪さからか最後まで不満気だった。