FCバルセロナのサンドロ・ロセイ会長が先日、ロナウジーニョとネイマールを比較したうえで、ネイマールについてコメントした。
サンドロ会長は、「ロナウジーニョはチームの歴史を変えるために一役買った。ネイマールは歴史を変えなくてもいい。必要なのは今のレベルを維持するために貢献することだ。それはトップにたどり着くことと同じくらい大変なこと。ネイマールにはまず時間が必要だ。ロナウジーニョがチームに加入したときにはバルデス、プジョル、シャビ、イニエスタらがいたのでロナウジーニョはメンバーの才能を活かせばいいだけだった」と強調した。
また、メッシとネイマールのコンビについては、「ネイマールがメッシを助けるというより、メッシがネイマールを助けることのほうが大きい。ネイマールができるとすればディフェンスを撹乱すること。そうすることでメッシのマークが一人少なくなる。4人のマークがいたとすれば、これからは3人に減る」と指摘した。
一方、イニエスタはネイマールについて、「チームに順応するまでにそれほど時間は必要ないだろう。最高峰の選手がバルサのようなチームに来るときには順応は早い。海外から来ようと、他のサッカーのスタイルだろうと、重要なのはその選手のクオリティーと才能だ」としたうえで、「ネイマールは(ブラジル人の)ダニエウ・アウヴェスやアドリアーノと仲が良いが、彼がもっとチームに溶け込めるようにするのが僕らの役目だ」と話した。