FCバルセロナは2日、サントスをホームに迎えて親善試合を行い8対0で勝利した。
バルサは前半7分ペナルティーエリア内でメッシが飛び出し、相手GKを交わしガラ空きのゴールにシュート。これが先制点となった。同11分にはダニエウ・アウヴェスのクロスをサントスDFが痛恨のオウンゴール。同21分にはアレクシス・サンチェスがメッシからのラストパスをゴール右隅に流した。さらに同28分にはアレクシス・サンチェス、アルバ、ペドロと早いパス回しで完全に相手ディフェンスを崩し、ペドロがフィニッシュ。前半だけでスコアを4対0とした。
スタメンが予想されていたネイマールだったが、試合にはペドロに代わって後半から登場。同7分にはファブレガスが相手GKと1対1の場面で落ち着いて決めて5点目。さらに同22分にもファブレガスがネイマールからのパスに上手く合わせて加点。同29分にはペナルティーエリアの外からアドリアーノが弧を描くミドルシュートを放ち7点目。最後はファブレガスのクロスをジャン・マリー・ドンゴウが押し込み、試合を8対0で締めくくった。
試合後、スポルTVのレポーターであり、元FCバルセロナの選手であるジュリアーノ・ベレッチは、「ネイマールはバルサのスタイルを分かっているし、チームに着いたばかりで自分のスタイルを周囲に押しつけるようなことはしていない。チームに合わせようとしているし、一刻も早く順応しようとしている。なぜなら彼だってレギュラーを獲るのは決して楽ではないからだ」とコメントした。
さらにネイマールがレヒア・グダニスク戦に続き2試合で無得点に終わったことについては、「親善試合は欧州のチームにとってはプリシーズンの一環だけれど、ネイマールはこれからもっとよくなるはずだ。それは世界一の選手であるメッシだって同じこと」と今後の二人の活躍に期待した。