FCバルセロナは30日、ポーランドのグダニスクで地元の強豪レヒア・グダニスクと親善試合を行った。
試合は前半14分レヒア・グダニスクが松井大輔のコーナーキックをヤロスワフ・ビェニュクが頭で合わせて先制。対するバルサは同25分にモントーヤのクロスをセルジ・ロベルトがスライディングで押し込み同点に。ところが同41分にはレヒア・グダニスクが反撃。相手ディフェンスのミスを突いて左サイドから上がったピョートル・グジェルチャクが強烈なシュートを決めてリードを奪った。
後半5分にはバルサのサンチェスがペナルティーエリア内にいたメッシにラストパス。これをメッシが落ち着いて捌き加点。再び試合を振り出しに戻した。そして迎えた同34分、ついにネイマールがサンチェスに代わりピッチに。長年の夢だったバルサのユニフォームを着ての試合デビューを果たした。ネイマールは移動の疲れもあってか、あるいは緊張のせいか固い動きが目立ったうえ、さっそく欧州特有の素早くて強い相手ディフェンスのチェックに手を焼いた。ネイマールはこの日は出場時間も短かったこともあり、大きな見せ場も作れぬまま試合を終えた。