FCバルセロナに移籍したネイマールに対し、宿敵レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長がエールを贈った。
フロレンティーノ会長は先日メディアのインタビューに応じ、ネイマールのバルサ移籍を歓迎したうえで、「彼は偉大な選手だ。もちろんうちのチームに入れたかったが、条件が合わなかった。いずれにしろ、スペインリーグでプレーしてくれることに満足している。(ライバルチームにいることは)我々にとって大きなモチベーションになる」と語った。
また、クスティアーノ・ロナウドについて話を及ぶと、「彼はチーム最高のプレーヤーであり、世界最高の選手。これからもさらに彼の才能をもってして喜びと野望を与えてくれるだろう。サポーターともいい関係を築いているし、まだまだ彼の過去最高の状態にお目にかかれるだろう」と評価した。
そのクスティアーノ・ロナウドの移籍が噂されている豊富な資金力を持つフランスのモナコについて質問されると、「彼らと我々の間には大きな差がある。レアルはチーム内で稼いだ金を(選手補強などに)使っている。それが経営のフェアープレーというものだ。だけどモナコは違う。UEFAはオーナーが金持ちだろうとなかろうとそれぞれのチームがチーム内で稼いだお金を投資するような経営をしてもらうために努力している。じゃないとオーナーが抜けたときにそのチームは消滅するからだ」と批判した。なお、モナコは世界でも指折りのロシア人投資家ドミトリー・リボロフレフが経営している。