サントスにネイマールの後継者現る

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ネイマールがチームを去ったばかりのサントスFCにすでに後継者となるべく将来を期待されている若手選手がいることが明らかになった。

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彼の名はガブリエル・バルボーザ。チーム内ではガビゴルの呼び名で親しまれている16歳だ。ガビゴルは昨年9月、16歳にしてサントスと3年のプロ契約を交わし、すでにナイキやゲーターレードがスポンサードしている超逸材。今年の5月26日に行われたフラメンゴ戦ではネイマール(17歳1ヶ月でデビュー)よりも早い16歳8ヶ月で公式戦デビューも果たした。そのときはわずか23分のプレーだったが、今後の活躍に注目が集まっている。ガビゴルは「サントスと契約できてとすごく嬉しい。サポーターに喜びを与えられるようになりたい。たくさん練習して、一歩一歩前進し、試合に出られるようになりたい」と意気込みを語っている。

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ネイマールが11歳でサントスの下部組織に入団したのに対し、ガビゴルは8歳のときからこれまでずっとサントスでプレーし続けてきた。サントスのオジリオ・ロドリゲス副会長は若きホープについて、「下部組織から出てきた新たなタレント」としたうえで、「我々はこれからも才能のある選手たちを見出し、サントスの特徴である選手育成に投資していく。彼らはサントスが好きで、チームを愛することを覚えた選手たちばかりだ」と語った。

こうやって次々と若手を育成していくことで他のチームから選手を買うのではなくチーム内でネイマールのような選手が抜けた穴を補っていくのがサントスのポリシーだ。そんな中育ったガビゴウは下部組織で通算約600ゴールをマークしたという。14歳から各年代のブラジル代表にも呼ばれるなど、本人が口にするように着々とステップアップを図っている。そのせいかユース年代から1万レアル(約45万円)という破格の給料をもらっており、現在ではサントスの給料とスポンサー料を合計すると、月収は10万(約450万円)レアルに達する。

ネイマールのメディアにおける影響力などを見てきたうえで、サントスはこうした選手のメディア露出にとても慎重になっている。現在までガビゴルにインタビューできたメディアはほとんどなく、サントスは今のところ公式戦の試合後のインタビューに応じることしか許可していない状態だ。

チーム内で「ガビゴル」とニックネームで呼ばれている彼だが、今後はチーム共に本名ガブリエル・バルボーザで名前を売っていく計画だ。ブラジル、いや世界中にガブリエル・バルボーザの名前が広がるのはもはや時間の問題かもしれない。

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