ネイマールの1ゴール1アシストでブラジルがメキシコを撃破

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ブラジルは19日、メキシコとのコンフェデレーションズカップ第2戦に臨み、2対0で完勝した。

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この日の主役もネイマールだった。ネイマールは前半9分、相手ディフェンダーのクリアミスを左足でダイレクトボレー。これがゴールに突き刺さり先制点となった。ブラジルは終始主導権を握り、伸び伸びとプレー。対するメキシコは前半で何度かいい形を作るもフィニッシュの精度に欠けゴールは割れなかった。後半に入ると、ブラジルはオスカルに代えてエルナネスを投入。中盤を厚くして、プレスをかけボール支配率で上回る作戦に。ブラジルは何度かチャンスを作りメキシコゴールに襲いかかるもなかなか追加点は生まれない。しかし後半ロスタイムになると、ネイマールが左サイドから相手ディフェンダー2人を引きつけ、華麗なフェイントで交わすと、ゴール前でフリーでいたジョーにパス。あとはジョーがゴールに流すだけだった。試合は2対0で終了。ネイマール、ジョー共に2試合で2得点の活躍で試合を締めくくった。

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ネイマールは試合前にブラジル全土で広がっているデモ運動について、「僕もブラジルがより公平に、より安全に、より健康的に、より誠実になってくれることを願っている。僕が唯一ブラジルを守れる手段はグランドの中でサッカーをすることだけ。メキシコとの試合から国民の運動にインスピレーションを受けてピッチに立とうと思う」と発言していた。さらにインスタグラムには、「ブラジルで起こっていることに対し悲しく思う。これまではわざわざ道に出て交通機関、健康、教育、治安などの改善を求める必要はなかった。全ては政府の義務なのに」と抗議運動を指示する姿勢を見せた。

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試合後、ネイマールは真っ先に母親のナジーニさんのところに駆け寄り、熱いハグを交わした。会場にはナジーニさんのほか、妹のハファエラ、恋人のブルーナ・マルケジーニの姿もあった。大喜びで控室に戻っていったネイマールは、最高の仕上がりを見せているチームについて「今のブラジルにはこの結果が相応しい。誰がゴールを決めるとか、誰がMVPだとかは関係ない。いいプレーをし、勝つことが重要だ。チームはそれを証明しているし、毎試合成長している」としたうえで、「(ファンが)暖かく迎えてくれてとても嬉しいし、自信につながる。国歌を聞いたときは感動した。僕らはピッチの中で自分たちの仕事をするだけだ」とコメントした。

フェリペ・スコラーリ監督はブラジルの10番について、「彼は21歳にして世界最高の選手の一人になれるかもしれない。それをコンフェデレーションズカップ、欧州リーグ、ワールドカップなどで証明できるだろう。サントスでのいつものプレーができそうだ。代表でも成長しているし、戦術面でもよくなっている」とベタ褒めだった。さらには「ネイマールはテクニックがすごいし、1対1、左から中に切り込む動きでメキシコの選手たちを翻弄していた」とこの日のドリブルの仕掛けを評価した。