ブラジルは15日、日本とコンフェデレーションズカップ初戦を行い、3対0で勝利した。
ブラジルは前半3分フレッジが胸で落としたボールをネイマールがボレーシュート。これがゴール右隅に突き刺さり、1点を先取した。日本も本田、香川を中心に攻撃をしかけるもブラジルの固いディフェンスに苦しみ、なかなかシュートが打てない。後半3分にはペナルティーエリア内でパスを受けたブラジルのパウリーニョがトラップから落ち着いてシュートを決めて加点。さらにロスタイムにジョーが日本ディフェンスの裏をついて3点目を奪取。試合を3対0で締めくくった。
ネイマールは試合後、「今日の結果のおかげですごい幸せになった。ずっと言って来たようにチームは成長している」と、久々のゴールを喜んだ。今日の勝利を誰に捧げたいかと聞かれると、「僕の家族。親戚、友達、恋人などみんなに捧げたい。彼らもチームの一員だ」とコメントした。
試合で途中交代したことで怪我が心配されたが、「背中を打ったぐらいで怪我はしていない。大丈夫。(次戦の)メキシコ戦も100%やれる」と話した。
FIFAはネイマールをこの日のマン・オブ・ザ・マッチに選出。 試合後、観客はスタンディングオベーションで代表を祝福した。ネイマール個人だけでなく、チーム全体が久しぶりの文句なしのパフォーマンスを披露した。