サントスは12日、サンパウロ州選手権決勝初戦(ホーム&アウェイ)でコリンチャンスに2対1で敗れた。
試合は前半41分、コリンチャンスがフリーキックからゴール前のこぼれ球を拾ったパウリーニョがゴール右隅に決めて先制。後半29分にはゴール前の混戦からパウロ・アンドレが強烈なシュートを放ち加点。スコアを2対0とした。対するサントスは後半36分、フェリッピ・アンデルソンのフリーキックをドゥルヴァウが頭で詰めてなんとか1点を返したが、試合はそのまま2対1で幕を閉じ、コリンチャンスに軍配が上がった。
これにより、サントスのホームで行われる決勝第2戦でコリンチャンスは引き分け以上で優勝が決定。サントスは勝利しないと優勝が消える。
この日ネイマールはノーゴール、ノーアシストとゴールに絡めなかった。試合後は、「コリンチャンスが前半を支配していた。うちはゴールに向かって1本のシュートすら打たなかった。 後半はいつもの動きに戻ったけれど、引き分けにできた展開だった」と悔やんだ。次戦については、「まだ終わったわけではない。あとひとつの勝利で優勝ができる。サポーターの応援を期待している」と前向きに語った。